先日、育児猫さん育児猫 (id:ikujineko)のブログで紹介されていた小説、貴志祐介さんの「クリムゾンの迷宮」を読んでみました。
紹介されたのが10月11日で読みだしたのが、12日からなので、3日くらいで読み終えた感じですかね。基本的に本を読まない生活を送っていますが、(小説は読んだことないかも)なぜか読んでみようと思いました。
今回は、本を読んで思ったことを素直に書いていこうと思います。
読んでいて、ドキドキが続く
「クリムゾンの迷宮」を読み始めて、3日間、なんかずっとドキドキしていました。ドキドキって抽象的な表現ですが、物語を読み進めて、「この先、一体どうなるのだろう」と常に考えていましたね。
序盤から中盤、そして終盤にかけて、その気持ちが強くなりました。
物語の始めは、主人公が眠りから覚めて、よく分からない場所にいるところから始まります。そのあと、ある意味、物語のカギを握っている女性が登場するわけですが、その時点で、「ドキドキ・ワクワク」しましたね。
そこから読み終えるまで、ずっとです。
続きが気になって仕方ない
平日は仕事があるので、本を読む時間は、朝起きてからの30分くらい、仕事中の合間、そして夜寝る前という感じですが、この3日間は、空いている時間すべて、「クリムゾンの迷宮」を読んでいました。
「だって、常に先がめっちゃ気になるんですよ」
色々な小説があると思いますが、「クリムゾンの迷宮」のドキドキや気になる気持ちをグラフにすると常に右肩上がりになります。
仕事中も考えていたので、相当気になるレベルですね。
刺激的な内容
育児猫さんも書かれていましたが、暴力的な表現があるので、映像化はできないですね。逆の見方をすれば、映像化するということは、それだけ表現を控えているという見方もできると思います。
「クリムゾンの迷宮」は、当然、文字ですから、臨場感のある表現がされています。
それが、文字のすばらしさという実感を得ました。
テレビや映画で「ちょっと物足りない」と感じることがよくありますが、おそらくこの部分の差なんでしょう。
余韻がすごい
テレビやYouTubeで観るのと読書では、この「余韻」が違いますね。
本の場合は、理解しながら、イメージしながら読み進めていくので、読み終わったあとの「余韻」がすごく残ります。
とりあえず、もう一回、読みますけど。
「クリムゾンの迷宮」を読んでみて
感想は一言「めちゃくちゃ面白かったです」
この言葉以外、思いつかないですね。小説を読んでいる人の気持ちが分かりました。駅のホームや電車の中、病院の待合室など、本を読んでいる人を見かけますが、「少しの時間でも読みたい」という気持ち、ついに理解してしまいました。
大げさでなく、人生の楽しみを一つ見つけた感じですね。
僕の中で本というのは、知識を得る手段と考えていましたが、エンタメの要素も強いですね。
オススメの本があれば、ぜひ、紹介してください。
どういう内容でもいいですが、感覚的には、男と女が登場する物語がいいですかね。
変に捉えられそうですが、何となくその方が読みやすいです。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。