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【妻が急性心筋梗塞になり命の危機が・・】入院二日目

急性心筋梗塞の緊急カテーテル手術により何とか一命を取り留めましたが、まだ予断の許さない状況でした。私は帰宅して子供たちに状況を説明したあと、さすがに眠ることもできず、一夜を明かしました。

病院の先生からは「何かあったら電話をするので、いつでも出れるようにしておいてください」と言われけど、朝まで電話がなかったので少しだけ安堵しました。

この日は月曜日で子供たちは学校のある日だったけど、どうなるか分からない状況だったので学校は休ませました。集中治療室は面会時間が限られていて、面会をできるのが夕方のみだったので、「早く時間が過ぎて面会に行きたい」という気持ちしかなかったですね。

そんな時、病院からの着信・・・何が起きたんだろう・・

病院からの電話

私は電話を取ることをためらったけど、避けては通れないので電話に出ました。先生からの電話でしたね。先生は私が動揺したのが分かったのか、最初に「良い報告ですが」と前置きしてくれたので、かろうじて話をきちんと聞くことができました。

先生からは

  • 奥さんの意識が戻った
  • 心臓が動き出している
  • 自分の名前を言える
  • 鎮静剤の影響でまだボーっとしている

という説明でした。私としては「とりあえず良かった」という気持ちだけでしたね。すぐに子供たちと妻の家族に連絡をしました。

この話を聞いて長女の目から涙がポロポロ・・・本当に良かった。

入院二日目の面会(集中治療室)

面会には子供たち二人を連れていきました。病院に到着して長女がいきなり泣き出したので、私が「どうしたの?」と聞くとママを見るのが怖い・・と。長男も緊張した面持ちでした。

私は手術後の妻の状態を見ていますが、子供たちは妻が倒れてから初めて面会するので、どうなっているのか分からない状況ですからね。

私は「大丈夫だから」と伝え、子供たちと病室へ向かいました。

いつもと様子が違う妻

集中治療室の妻と面会です。

妻の様子は

  • 思ったより元気
  • 鎮静剤の影響か心配停止になった影響なのかテンションが少し高い
  • 今話したことをすぐに忘れる(何回も同じことを聞く)
  • なぜ病院にいるのか理解できていない

という感じで明らかにいつもの妻とは違いました。どういう表現がいいのか分かりませんが、子供に戻った感じでしたね。

ただ、いつもの妻とは違うけど、妻らしさは十分に感じることができました。そしてこれなら体調も良くなっていくだろうという希望も持つことができました。

先生からは

記憶障害は一般的にあって、多くの場合は戻るという話がありました。そしてまだ大丈夫と言える状況ではないので、引き続き連絡は取れるようにしておいてほしいとも言われました。

後々、妻に聞いた話ですが、入院二日目のことはまったく覚えていないということでした。意識はあるけどやはり普通の状態ではなかったということですね。

いずれにしてもこの入院二日目は、妻の容態が大きく前進した日でしたね。

以上、つづく

【劇的な回復と安堵】妻が急性心筋梗塞になった 入院三日目以降 - 日々成長するために