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【劇的な回復と安堵】妻が急性心筋梗塞になった 入院三日目以降

日曜日に急性心筋梗塞のため妻が倒れ緊急のカテーテル手術。月曜日は意識が戻り少しだけ安心した。そして入院三日目を迎えた。

月曜日は意識が戻ったばかりで、まだいつもの妻の様子ではなかったため、面会した子供たちも少しとまどっていた。それから一日経過して妻がどうなっているのか、子供たちからするとママがどうなっているのか、心配しつつ少しでも良くなってくれていればと願いながら入院三日目の面会時間を迎えた。

入院三日目は劇的に回復していた

面会するため病室に入ってカーテンをあけたら、いつもの妻の表情があった。昨日とは明らかに違ういつもの妻。この日は長男が学校へ行っていたため長女だけ連れていたけど、長女もすぐにいつものママと分かった様子。

長女の目から大粒の涙がたくさんこぼれ、妻の目からも涙がこぼれた。昨日、妻が泣くことはなかったけど、この日は自分が入院していること、生死をさまよったことを理解できて、その中で長女と会えたことで涙を流した。

ドラマのワンシーンじゃないけど、「会えてよかった・・」と言う感じだった。

面会を終えた帰り道、長女はすごく安心していた。きっとずっと心配していたんだろうなぁ。とにかくこの日は「これなら大丈夫そう」と希望を持った日でした。

私も48年間、生きていますが、今までで一番うれしく忘れられない日になった。

入院四日目も順調に回復

この日は長女が学校へ行っていたので、長男を連れて面会にきた。それと合わせて妻のお母さんとお姉ちゃんも面会に来ており、4人での面会。

昨日と同じように病室のカーテンを開けると妻がいつもの表情でいた。妻のお母さんとお姉ちゃんは涙を流していて、妻も涙を流していた。お母さんは手術中も「きっと大丈夫」と気丈に振舞っていたけど、本心は心配で心配でたまらなかったのだと思う。そしてお姉ちゃんも何を言うわけでもなくずっと泣いていた。

そして妻のお母さんは、「命が助かったんだから長生きしないとダメだよ」と妻に言ってくれて、私としては何となくその言葉も嬉しかった。

そんな中、長男は泣いていなかったかな。はっきり顔をみたわけではないけど、長男は泣くというより安心感が笑顔として出るタイプなのかもしれない。

私も結構泣き虫なので、長男の存在は心強かった。

入院五日目は一般病棟へ?

手術をしてから集中治療室にいたけど、そろそろ一般病棟へ移ることができる状態になってきた。食事も採れるようになりリハビリも徐々に行うようになってきた。

緊急手術をした時、まさかこんなに早く回復できるとは思っていなかった。仮に命が助かったとしても普通に動くことができないかも、障害が残るかも、などなど、どうしても悪い方に考えてしまっていたけど、そんな心配をよそに元気になってくれた。

今思えば、色々な奇跡が重なって妻の命は助かったのだと思う。妻が倒れた日のことを思い出してみると

妻が倒れた日のこと

この日は日曜日で妻と長女は午前中ギター教室へ行って買い物をして夕方前に帰宅していた。私は長男と出かけていて、帰ってきたのが夕方だった。

私と長男が出かけていて、夕方の帰りになる時は、外でご飯を食べてから帰ることが多い。というか、100回でかけたら99回は外でご飯を食べて帰っていた。

しかしこの日は、私が長男に「夜ごはんどうする?」と聞いたら、長男は「家で食べる」と言った。私は「えっ?」と思いつつ、「まぁそういうこともあるかな」と思いながら帰宅した。

帰宅後、すぐに妻が「胸が痛い」と言ったので、すぐに病院に連れていたけど、もしあの時、外でご飯を食べてから帰っていたら、妻は助かっていなかったと思う。それくらい1分1秒を争う状況だった。

そして妻が倒れたのは、病院の受付。もし車で移動中に意識がなくなっていたら助かっていなかったと思う。

あの長男の「家でご飯を食べる」という発言がすべてを救った。今振り返ってみても「こんなことあるんだなぁ」と不思議な気持ちになる。