今週のお題「試験の思い出」
このブログで何回か書かせていただきていますが、我が家の長男は中学3年生なので受験生です。
過去記事にも書いていますが、学校の成績があまり良くなくて・・・というか絶望的に通知表が悪かったです。
特に中学2年の2学期は、なんと・・・オール1・・・
僕も小中学生の時、成績が良かったわけではないですが、オール1は初めてみました。(詳しくは上記の過去記事を読んでみてください。
「オール1なんてなかなかいないだろ」と普段思っていますが、身近なところにいましたね・・・(^^;)
今回は、このオール1をとった長男の進路がどうなったのか、書いていこうと思います。
中学3年になってからの成績は少しマシになったが・・
中学2年でオール1をとった長男ですが、高校へ進学することを考えるとこれではダメということは、一応理解はしていて、3年生になってから真面目に授業に取り組んでいたようです。
ただ、真面目さのレベルの問題なのか、そこまで成績はよくなりませんでした。
まぁオール1ではなく、1が半分になって残りは2と3という感じです。
(3は1個だけだけど)
2学期はもっと上を目指しましたが、エネルギーが切れたようで、それ以上の伸びはみられなかったです。
親目線で言うと、「もっと頑張れ」という気持ちと、「まぁあまり成績は上がらないだろうな」という気持ちが半々でした。
自分が子供の時のことを思い出して分かりますが、多分、どうやったら成績があがるのか理解できていないんです。勉強の仕方というんですかね。
中学3年の進路相談で・・
親としては、学費のこともあるので、公立高校に行ってほしいという気持ちがあって、割と近所に公立高校があるので(あまり頭良くない)、そこなら入学できるんじゃないかなぁって考えていました。
中学3年の2学期に最終的にどこを目指すのか進路相談がありました。
長男と嫁さんで先生との3者面談でしたが、最終的には私立高校の推薦という選択をしました。
理由は2つ
- 一般入試だと公立・私立すべて不合格となる可能性がある(まぁまぁの確率で)
- 運よく公立高校に入学できても卒業できるか分からない(勉強に目覚めれば別だが)
とりあえず、ここまできたら悩んでも仕方ないですからね。
私立高校の推薦入試は・・・
私立の推薦入試は、
- 面接
- 筆記試験(国語、数学、英語)
で、面接の方が重視されます。感覚的には学力のない子供が人間性が問題ないということを示して入学するという感じですから。
親から見て長男は、勉強はできないけど、世渡り上手だと感じています。要するに人間関係の構築がうまくできるタイプの人間ですね。
この部分は、僕が子供の頃持っていなかった能力なので、「なかなかやるねぇ」と素直に思う時もあります。
まぁ私立高校の推薦で落ちる方が稀ですが、合格するまでは分からないので、多少心配はしていました。
学校で面接の練習もしたようですが、勉強できないけど面接の評価は高かったようです。
合格祈願に行ってきた
正月に合格祈願に行ってきました。まぁ推薦だから受かるだろうと思いつつ、家族皆で出かけました。
長男がどう思っているのか分かりませんが、おそらく家族が心配していることは感じていたと思います。
「学問の神様」ですね。
無事合格
1月の中旬に推薦入試が行われました。朝から志望する高校へ行って、筆記試験と面接をやって昼頃帰ってきたようです。
その日は僕も仕事でしたが、昼頃、長男にメールで「どうだった?」とは聞きましたね。長男からは「できたよ~。今から友達と遊びに行く」と返事がきました。
どれだけ遊ぶのが好きなんだ・・・合否はともかく無事に終わって安心しました。
合否の確認は、数日後にネットで確認することができ、無事に合格しました。
個人的には、「推薦入試だから受かるだろ」と思っていましたが、長男はそれなりにプレッシャーを感じていたようで、めちゃくちゃ安心していました。
実際、合格してから長男の言葉にトゲトゲしさもなくなったので、親の気が付かない部分で色々と考えていたのかもしれないですね。
これで長男の受験は完了です。
推薦入試決定から合格まで
12月に推薦入試が決定して、合格するまでの期間、朝の通学時間になると数名の友達が毎日、迎えに来ていたようです。(僕は会社に行っているので知りませんが)
その話を小耳にはさんで長男に「なんで毎日、迎えに来てもらってるの」って聞いたら、「遅刻して○○の推薦が取り消しにならないように」と言っているとのことでした。
長男は遅刻したことはほとんどないと思いますが、まぁ友達が気を遣ってくれてたようで、親としてもちょっと嬉しかったですね。
私立高校の費用は
私立高校は、公立高校と違いお金がかかります。
- 入学金:約200,000円
- 制服・教科書:約150:000円
初期費用は上記350,000円で、あとは月々の学費ですね。
はっきり金額を確認していませんが、35,000/月くらいです。
いくらか戻ってくるようですが、年収によって違うので、いくらくらい戻ってくるのでしょうか。
まとめ
無事に高校受験が終わったので、あとは高校に入学して頑張ってくれればいいです。それ以外、特に言うこともないですが、他の友達はまだ受験なので、邪魔をしないようにとは言っておきました。
高校受験を客観的に見て思うことは、「世の中、厳しいなぁ~」ということですね。昔よりも受験に対して、子供に求められることがシビアになっているような気がします。
経済的に不安定な世の中ですから、費用的に私立高校に行けない子だっていると思います。
例えば、費用的に厳しくて、学力も厳しい子はどうするんですか?
高校へ行かずに就職ですか?
もしかしたらすごい潜在能力を持っているかもしれないのに、その芽を摘んでしまうことにならないですかね?
今の時代、高校もほとんど義務教育になっているので、もう少し良い方法があるんじゃないかなぁ~と思いました。