以前、書かせていただきましたが、私はこれまでに3回転職しています。今の会社ではもう14年ほど働いていますが、私と同じように転職で入社した人もたくさんいますし、新卒で入社してずっと働いている人もたくさんいます。
時代の転換期で会社も変わろうとしているため、転職者が他社で経験した良いことを持ち込みながら会社は、変わってきています。
そんな中で新卒でずっと働いているプロパー社員が、若干肩身の狭い状況になることもしばしばあります。
ということで、今回は、プロパー社員と転職者について書いていこうと思います。
- プロパー社員と転職者の違いは?
- プロパー社員は、長年、会社を支えてきた自負を持つべき
- 最終的には、プロパー社員の方が良い会社員人生を送る可能性が高いかも
- 別に転職することを否定しているわけではない
- まとめ
プロパー社員と転職者の違いは?
プロパー社員と転職者の一番の違いは、知識の広さや経験、ということではなく、モチベーションの差が大きいです。プロパー社員が、長年同じペースで仕事をしてきたのに対し転職者は、何とか自分の存在価値を示さなくては、という気持ちで仕事に取り組んでいます。(全員ではないですが)
この状況だとどうしても転職者の方が、目立つケースも多くなるし、仮に実績なんかをあげれば、やっぱり他所で経験してきた人間は、ちょっと違うなぁって皆から見られたりするんです。一方、プロパー社員は、同じペースで仕事をしているので、安定はしているんですが、目立つことはないですね。
実際問題、どちらが良いのかは分かりませんが、社内的に目立つのは、転職者の方が多い傾向にあると思います。
(逆に転職者が全然期待外れで目立つということもありえますが)
プロパー社員は、長年、会社を支えてきた自負を持つべき
私のことで言えば、31歳の時に転職して今の会社に入社したわけですが、現在、45歳で14年働いています。同い年のプロパー社員は23歳から働いているわけですから社歴は23年です。9年の差ですが、23年も同じ会社で継続して働いているのは、その人が、仕事ができるかどうかは別として、すごいことだと思いますし、そういう方に対しては、私も敬意を持って接するようにしています。
会社の転換期で不遇の時を過ごしているのかもしれませんが、それでも会社を辞めず頑張っていることは、素晴らしいことだと感じます。
プロパー社員は、転職者にはない「継続する」力を持っているということをもっと感じてほしいですね。大切な能力だと思いますよ。
最終的には、プロパー社員の方が良い会社員人生を送る可能性が高いかも
転職者は、まぁ色々な理由があって転職しているのだとは思いますが、個人的な感覚で申し訳ないですが、転職した人よりもプロパー社員として、ずっと同じ会社で働いている人の方が最終的には良い目を見るような気がします。
多分、会社の先行きが悪そうであれば、転職したくなるだろうし、人間関係がうまくいかなくても転職したくなると思います。要はプロパー社員は、そういった苦しいことを乗り越えてきているわけです。もちろん良いことも経験してきているとは思いますが。
その良いことと悪いことを差し引きした時、プロパー社員の方が、トータルでプラスになるのではないかと思っています。
別に転職することを否定しているわけではない
かと言って、転職することが悪いと言っているわけではないですよ。家族を持っていたりすれば、会社の先行きが不安定なら安定企業に転職することを検討するのは、当然のことと思いますし、人間関係が最悪ならそれは転職した方がよいケースだってたくさんあります。
まとめ
どちらが良いということを言っているわけではありません。ただ、プロパー社員の方がもし転職を考えられるのであれば、こういったことも考えながら転職を検討した方が良いだろうと思い書いているだけです。3回転職をして、色々な会社を見てきた感想を書かせていただきました。
ちなみに私のことで言えば、転職してよかったと思っています。
仕事を通じて、自分も成長できたし、前の会社にいては貰えない給与も貰っていますし。
という感じで、今日のお話は終わりにします。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。