サカイ引越センターの社員が、顧客の見積など個人情報の記載されている書類をシュレッダーにかけず、自宅のゴミ捨て場に捨てたということで問題になっています。
同社社員が3月上旬ごろ、客の氏名や住所など406人分の個人情報が記載された見積書などを自宅の集合住宅のごみ捨て場に一般ごみとして捨てていたと明らかにした。「情報漏えいに当たり、管理体制が十分でなかった。再発防止に努める」としている。
406人分の個人情報ということなので、見積と考えれば406枚以上の書類ということになりますね。処分に困り捨てたということですが、色々な状況が考えられますね。
想定される状況1
本当は、これだけ溜まる前にシュレッダーにかけないといけなかったが、担当者がついつい溜め込んでしまった。今からシュレッダーにかけるといっても上司の目があるし今更かけられない。
う~ん、困ったから自宅のゴミと一緒に捨ててしまおう。
この場合は、完全に社内の人間関係がうまくいっていないということですね。
想定される状況2
シュレッダーにかけようとしたが、思いのほか時間がかかる。それに細断されたゴミも次から次へと出てくるので、それの処分もしないといけない。
う~ん、面倒くさいからまとめて自宅のゴミとして捨ててしまおう。
もしこれが原因だとするとちょっと気持ちは分かりますね。406枚の紙をシュレッダーにかけようとすると普通にそこそこのシュレッダーでも1回に細断できる量は、10枚くらいだと思うんですよね。なので、40回シュレッダーに紙をいれないといけない。そして細断されると体積が増えるので、ゴミの取り出しも何回かしないといけない。多分、30分以上時間がかかると思います。
結構な手間なので、捨てたくなる気持ちは分かりますが、でもダメですよね。
個人漏洩を防ぐ対策は?
サカイ引越センターのコメントでは管理を徹底するということですが、それも大切ですが、社員がシュレッダーをかけたくなるような高性能な機器を導入してはいかがでしょうか。
モノタロウで良さそうなシュレッダーがありました。590,000円しますが、一度に55枚 細断できます。
総務課の方々、いかがでしょうか。