いきなりですが、私はこれまでに3回転職しています。転職理由は様々なんですが、3回目の転職は、給与アップのために転職しました。その結果、どうなったか、今回はサラリーマンの給与アップについて、書いていこうと思います。
サラリーマンの年代別 平均年収
このブラフは、国税庁が発表しているサラリーマンの年代別の平均年収グラフです。男女平等とは言っていますが、こうやって平均年収を確認すると男女の差は歴然としていますね。自分の年収が気になりだすのは、30歳前後からだと思いますので、そこの数字をピックアップしていきます。
年代別 平均年収
25~29歳:373万円(男:413万円 女:311万円)
30~34歳:450万円(男:513万円 女:307万円)
35~39歳:499万円(男:589万円 女:291万円)
40~44歳:520万円(男:645万円 女:286万円)
45~49歳:537万円(男:695万円 女:275万円)
50~54歳:568万円(男:737万円 女:283万円)
55~59歳:546万円(男:702万円 女:273万円)
実際に書き出してみて感じたことなんですが、これだけ男女で差があると自分の給与を計る物差しとしては、平均年収って全くあてにならないですね。私は男なので、男の平均年収と比較する必要があります。
現在、45歳の私の年収は、750万円なんですが、上記グラフの45~49歳 男性の平均年収695万円よりは上回っているので、少ない方ではないということは分かります。
サラリーマンの勤続年数別 平均年収
このブラフは、国税庁が発表しているサラリーマンの勤続年数別の平均年収グラフです。自分の年収が気になりだす勤続5年から数字をピックアップしていきます。
勤続年数別 平均年収
勤続5~9年:407万円(男:496万円 女:278万円)
勤続10~14年:574万円(男:574万円 女:300万円)
勤続15~19年:551万円(男:647万円 女:337万円)
勤続20~24年:635万円(男:733万円 女:381万円)
勤続25~30年:801万円(男:801万円 女:416万円)
こちらも男女でかなり差がありますが、年代別ほどの差はないですね。年功序列ははっきりみてとれます。日本企業において、完全な能力主義というのは、風土的に合わないのでしょう。というかそもそもそういう文化が根付いていないので、今後も完全な能力主義には意向していかないと思います。
私は、今の会社で働くようになって14年ですが、勤続10~14年の平均値は、割と大きく上回っています。(私の年収750万円に対して、平均574万円)
私の年収経歴
私が3回目の転職をしたのは、31歳の時です。なぜ、転職したかというと単純に年収を増やしたかったからですね。30歳の時に結婚して、子供も生まれて、金銭的に厳しくなってきたのが、その理由です。
ちなみに私の前職での30歳の時の年収は、380万円でした。30~34歳 男性の平均年収が513万円だったので、それよりもかなり少ないです。そのうえ、その会社は50歳でも年収500万円前後までしか上がらないということで、まぁ見切りとつけたという感じです。
転職後の年収を書いていきますと
35歳:470万円(これでも平均より少ないですが、前職よりは増えました。)
40歳:650万円(40歳で平均年収を超えた)
45歳:750万円
この3回目の転職は、年収を増やすということを目的としていましたので、それなりに目標は達成できましたね。ただ、人間、欲がでるもので、もっと稼ぎたいと常日頃思っています。4回目の転職もあり得るかもしれません。
平均年収での生活は?
現在、世の中の平均年収以上の収入をもらっていますが、正直、それでも金銭的には厳しいです。家を建てたり、子供の教育費にお金がかかったり、何かとお金のかかることは多いです。年収750万円でギリギリやっていけるという感じですね。
平均年収以下の人は、積極的に転職を考えてもいい
独り者か所帯持ちかで考え方は変わりますが、所帯持ちで平均年収より年収が低く、将来的にも平均年収を上回ることがない会社へお勤めの方は、積極的に転職を考えてもいいと思います。お金お金っていうとちょっと嫌な気持ちを抱かれる方もいるかもしれませんが、でも所帯を持って家族を養っていくには、お金が必要なんです。
お金があれば、問題にならないようなことでも、お金がないばっかりに大きな問題になることだってあります。
給与が少なくても好きな仕事がしたいという思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、それでもやっぱりお金が大切です。
私も前職の仕事は面白くてすごい好きでしたが、それでも転職せざるを得なかったです。
転職を検討する際のポイント
年収アップを目的とするのであれば、単純に年収のあがるところを探せばよいわけです。もちろん、自分がその仕事をこなせるという条件はありますが。
その中で一点、注意すべきことがあって、その会社の将来性がどうなのか、を見極めなければなりません。決算書が開示されているのであれば、もちろん確認した方がよいですし、その業界自体の将来性も見極めた方がいいですね。
現在は、激動の時代なので、何か正解なのか判断するのは難しいですが、今、働いている会社だって将来どうなるか分かりません。同じようにリスクがあるのであれば、積極的に転職を考えるのも一つの選択だと思います。
以上、転職について、色々と書かせていただきました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。