何かをネットで調べる時、GoogleやYahooを利用される方が多いと思いますが、検索エンジンには、bingという選択肢もあります。
日本においては、GoogleとYahooの利用者が大半を占めていますが、海外ではbingもそれなりに多いようです。
ちなみにYahooは、Googleのアルゴリズムを利用しているので、GoogleとYahooの検索結果はほとんど同じです。
一方、bingは独自のアルゴリズムを持っているので、検索結果はGoogleやYahooとは全く異なります。
一般的にブログのSEO対策というのは、Googleを対象にしています。bingを対象にしたSEO対策というのは、あまり聞いたことがありません。
ここでは、Googleとbingの違いについて、実際に私がブログを運営して、感じたことを書いていこうと思います。
- Googleは、Googleサーチコンソールでブログの状況を調べる
- bingは、bingウェブマスターツールでブログの状況を調べる
- 検索エンジンGoogleとbingの比較は?
- ではbingは無視で良いのか?
- Googleとbing傾向は?
- Googleとbingでは、ユーザー層が異なる
Googleは、Googleサーチコンソールでブログの状況を調べる
以前、記事にも書きましたが、自分のブログがGoogleの検索エンジンでどういう評価をされているかは、サーチコンソールを用いて調べます。
主に利用するのは
- 記事の検索順位
- インデックス数
- URL検査
- サイトマップ
- リンク
ですね。
bingは、bingウェブマスターツールでブログの状況を調べる
bingにもGoogleサーチコンソールと同様のブログを分析するサイトがあります。導入はしているけど、ほとんど見ていないという方も結構いらっしゃるかもしれないですね。
公式サイトのURLを載せておきますので、気になる方は利用してみてください。
Googleのアカウントで利用できるので、面倒な設定は不要です。
検索エンジンGoogleとbingの比較は?
ゴチャゴチャ説明しても「ふ~ん」で終わってしまうと思いますので、ここでは実際に僕のブログでどうなのか、説明します。
過去3ヶ月間の「検索パフォーマンス」で見ます。
合計表示回数:22,900回
クリック数:1,453回
平均CTR:6.4%
bing
合計表示回数:2,600回
クリック数:183回
平均CTR:6.97%
ざっくり言うと、Googleはbingの9倍の規模ですね。
これを見ると、SEO対策はやはりGoogleを対象にした方が良さそうですね。
ではbingは無視で良いのか?
基本的にbingを対象にSEO対策をする必要はないですね。ただ、bingウェブマスターツールは見ておいた方が良いです。
なぜかというとGoogleとbingでアルゴリズムが異なるので、例えば、Googleではインデックスすらされないような記事でもbingでは、上位表示されたりします。
(その逆もありますが)
bingの検索流入が少ないと言っても、検索上位であれば、検索エンジンからの流入が見込めます。
Googleとbing傾向は?
至って個人的な意見ですが、Googleは記事が公開されて、時間の経過とともに順位が上昇していくのに対して、bingは新しい記事ほど上位表示されやすいです。
イメージとしては、Googleは時間をかけて記事を評価している。一方、bingは新しい記事は、新しい情報と判断して、早い段階で上位表示する。
という感じですかね。
あとGoogleは専門性を求めているのに対して、bingは浅く広い情報を求めている、ように感じます。
また、Googleは特化ブログが強いですが、bingの場合は、特化ブログ、雑記ブログ関係なく、記事単位の評価が強いようにも感じます。
Googleとbingでは、ユーザー層が異なる
Googleが幅広い世代に利用されているのに対し、bingは割と年配の方が多いというか、ネットが、苦手な方が多いような気がしています。(日本において)
それは、Windows10のEdgeに設定されている検索エンジンがbingだからです。
ネットに慣れている方は、bingからGoogleもしくはYahooに変更していますが、年配の方やネットが苦手な方は、そのままbingを利用しています。
だから、GoogleやYahoo経由でブログに来られるユーザーとbing経由でブログに来られるユーザーは、質というかタイプの違うユーザーといえますね。
ブログや記事の内容によっては、bingの方が質の高いユーザーを集めることができるかもしれないです。
それでは、今日の話はこれで終わりです。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。